平成29年7月19日(水)
オリーブの樹の方々をお招きして、今日はオカリナ演奏会です。
代表の挨拶、メンバー紹介の後、演奏が始まりました。代表の方が曲紹介をするのではなく、1曲1曲メンバーの方が紹介してくれました。総勢12名でしたので、多くの方の声を聞くことができてよかったです。
演奏会は二部構成。第一部では唱歌を、第二部では歌謡曲を中心に演奏してくれました。
第一部の唱歌では、きらきら星やたなばたさま、ほたるこいなど、この時季らしい曲が並び、参加者からは自然と歌声が聞こえてきました。大きいオカリナは低い音、小さいオカリナは高い音が出るそうで、曲によって、使い分けがされていました。
司会者から、「ある人にある曲を吹いてもらいます。皆さんの良く知っている人です」と、サプライズ演出が。‘ある人’は、メンバーと一緒に演奏するものとばかり思っていたようでしたが、メンバーは‘ある人’が一人で演奏するものと思ったようでした。メンバーが誰も演奏しないことに驚きを隠せないまま、2曲を吹ききりました。利用者をびっくりさせようとして演出が、‘ある人’にとってのサプライズ演出となってしまいました(‘ある人’は、施設の職員です)。
第二部は、歌謡曲を中心と内容で、なつかしの曲が並び、歌声も弾みます。
ところで、‘先読み’というのを、ご存知ですか?
視覚障害者がカラオケをする場合、視覚障害者が歌い出す前に、介添え者が視覚障害者に歌詞を伝えるます。このことを‘先読み’と言います。こうすることで、画面に表示されている歌詞が読めなくても、歌えるように工夫しています。
今回も、先読みをしながら、みんなで歌いました。
演奏会終了後は、メンバーと参加者がテーブルを囲んで、スイカとお茶とで懇親会です。スイカは、「はな、ハナ、花...」でご紹介したSさんが育てたスイカです。「甘みが強く、おいしい」と、評判でした。
関東地方が梅雨明けしたこの日、猛暑の中、オリーブの樹の皆さん、演奏をありがとうございました。
第一部 きらきら星/たなばたさま/ほたるこい/シャボン玉/夏の思い出 /‘ある人’バラが咲いた/‘ある人’茶摘み
第二部 幸せなら手をたたこう/高校三年生/津軽海峡・冬景色/知床旅情/つぐない/忘れな草をあなたに/北国の春/真っ赤な太陽/故郷